 | あ、それここに書くんだ。 |
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質問してきた方もいらっしゃったので、書いておこうと思います。 |
 | まぁ普段とはちょっとやり方違うしな。 |
 | まずはサイズですね。画像の大きさは640×480または480×640ピクセルまたはその定数倍(1以上4以下)です。 |
 | 要はアスペ比守れ。ファイルサイズ制限があっけどサイズ調整はこっちでやるから気にすんな。 |
 | 受け付けるファイル形式はjpg、psd、saiです。それ以外での提出は品質を保証しかねます。 |
 | どうせ全部200KB以下のjpgにするし。 |
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レイヤーは統合しておいてください。特に、PhotoShopなどで作ったテキストレイヤーは必ずラスタライズ・統合しておいてください。 |
 | こっちに同じフォント無いと表示できないからな。心配ならjpgで提出すれば問題ない。 |
 | 絵の内容に関しては、ネット上に公開するものなので公序良俗に反しないものにしてください。 |
 | つまりエログロパロは禁止。 |
 | また、何月かわかるような文字があるとよりよいですね。 |
 | 背景ごまかせるしな。 |
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こんなことする人あんまりいないと思いますが、カラーモードをRGBカラーにしておいてください。印刷するわけではないのでCMYKにする必要はありません。 |
 | 実は表示時に色が狂う。詳しくは後述。 |
 | ごく稀に修正を求めることがあります。編集できるよう統合前のファイルは手元に残しておいてください。 |
 | 普通取っておくと思うが。 |
 | ファイル名は(西暦の下二桁)+(月を二桁)_(ペンネーム).(拡張子)としてください。作業が楽になります。 |
 | つまり2013年の8月CGをこの講座やってる人間(totti)がjpgで出すなら、「1308_totti.jpg」ってなるわけやな。 |
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提出方法は、USBで直接手渡しでもいいですし、まにPC上に出しておいてくれてもいいですし(どこにおいたか別途報告すること)、メールで添付してgmailの方に送ってもらっても構いません。 |
 | めんどくせぇから携帯の方に「明日USBで提出します」だとか「gmailの方に送りました」とか連絡して。 |
 | 提出期限は、2013年7月31日23時59分59秒(日本標準時)です。 |
 | 細かいな。まぁ多少遅れても出してくれれば多分載せるわ。(気分次第) |
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ここからは、今までの「PC上で綺麗に見えてればいいや」なCGを「印刷しても綺麗に見れる」ようにするために不可欠な知識の紹介です。 |
 | あてつけ感すら漂う言い方だな。 |
 | 解像度とは、現実世界の単位長さをPC上では何ピクセルにするかという情報密度を表す定数ですね。 |
 | 要はこれがでかいほどPCはきめ細かに画像を処理していることになる。 |
 | 単位としては1インチあたり何ピクセルにするかというdpi(dot/inch)、ppi(pixel/inch)を用いるのが一般的です。 |
 | pixel/cmもあるにはあるがほとんど使われない。 |
 | 解像度が低いとドットの荒さが印刷で出てしまい、モザイクやディザ的なものが見えてしまいます。 |
 | (例は自粛) |
 | なら適切な解像度はどんなもんかというと、次のようになります。 |
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カラー画像 | 150、300、350dpi |
グレスケ画像 | 300、350、600dpi |
モノクロ二階調 | 600、1200dpi |
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150dpiってのはちょっと荒いが、まぁデカめのポスターなんかでPCスペック的にきわどいかもとか思ったときはええんとちゃう?的な。 |
 | なお本誌の裏表紙は微妙に違います。(例年だと360dpi) |
 | そのへんは印刷所の指示に従うべきやな。 |
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CMYKとは、シアン・マゼンタ・イエローの色の3原色にブラック(KeyPlateColor)を加えた4色によって色を表現する形式です。 |
 | 光の3原色であるRGBとは別物であることに注意な。 |
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CMYKはディスプレイのような光で色を表現している場所ではないところ、つまりプリンターなどで印刷する際などに内部で変換されてインクの量を決めているわけですね。 |
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実際はインクの特性やプリンタの具合、紙の発色性やディスプレイの色温度なんかで全然ちゃうから、凝る人はきっちりとカラーマネジメントするがね。 |
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印刷所にカラー原稿を入稿する際は、基本的にカラーモードをRGBカラーからCMYKカラーに変更しておきます。ただこのとき色味が大きく変化する(主に悪い方に)ことが多いです。
これは、RGBで表現できる色の広さよりも、CMYKで表現できる色の広さの方が狭く、多くの場合色がくすんでしまうからです。基本的にはあまりどうしようもないため、ある程度諦めたり、
最初からCMYKで作業する人もいます。 |
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解決策としてはトーンカーブとかで調整するとか、チャンネル使って肌からシアン抜くとか。印刷所なら蛍光ピンク50%とか使ってみるのもええな。 |
 | 5色・6色インクについては各印刷所の資料を取り寄せて、実際の発色を確認することをおすすめします。 |
 | ま、これだけ知ってりゃひとまず大丈夫じゃね。 |
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本当は画面の色特性(色温度とかガンマ値)の話だとかカラープロファイルに基づいたカラーマネジメントの話とかもあるんですけどね。 |
 | そのへんガチでやっていきたい人は自分で調べてけばいいんじゃないかな。 |